7月13日(日) 海の塔
そろそろお腹が空いて来たので次の目標は
中華街にします。
石川町駅から地図も見ないで適当に歩くこと約15分、元町通を抜けたそこは中華街とは似ても似つかないマリンタワー前でした。
そこで予定を変更して先にタワーに上ることに。チケットを買ってエレベータに乗り込みます。
ヘンゼルが生まれる遥か昔昭和36年に建てられたというこの灯台、あちこちがなにやら年季を感じさせます。
今となっては誇ってもしかたがないのか、パンフレットに展望台の高さも書いてありません。ちなみに灯台自体の高さは106mだそうです。
展望室からは南に「
港の見える丘」が、西に中華街らしき町が、そして東から北西にかけてのすぐ下に細長い
山下公園が見えます。
ランドマークタワーからはマリンタワーがとても小さく見えますが、逆にマリンタワーからランドマークタワーはそこそこの大きさに見えるあたり、両者のサイズの差がよく表れています。
一通り景色を眺めた後、3Fにある「機械じかけのおもちゃ館」へ行きました。
でも思ったより展示品が少なく、その動きにもいまいち複雑さが足りません。小樽の
オルゴール堂にあるようなものを期待していたのでちょっと残念でした。
それから長さ1kmもあるという山下公園は疲れそうなのでパスして、中華街に向かいます。
マリンタワーから見えた方向になんとなく歩くと、けばけばしいいかにもな門が見えてきました。
中華街の東の入り口、朝陽門です。
いよいよ中華街へ潜入です。
小雨が降りしきる中、大通りをきょろきょろしながら歩きます。
左右には金色と朱色で装飾された建物が立ち並び、その間を大量の日本人が行き交います。まるでテーマパークです。
大きくて豪華すぎるお店はなんとなく入りにくく、そもそもヘンゼルの財布では手におえない値段が表示されていたりします。
そこでテーブルもお客さんも少ない小さなお店で食事することにしました。
でもさすが中華街、店のおばさんも娘さんも互いの会話は中国語です。価格はやっぱり観光地基準という感じでしたが、けっこう美味しかった気がするのでまあいいか、というところです。
食事の後はあちこちのお店を覗きながら中華街を抜けて石川町駅へ。
すでにだいぶ疲れていたので観光は終了し鴨居のホテルに戻りました。